変わらぬ鼓動

たまに重なり合うような僕ら

大好きなV6へ

(自分の率直な気持ちを残しておきたくて書きます)

 

 

2021年3月12日、それは突然のお知らせだった。

2021年11月1日をもって、V6は解散します。

頭が真っ白になったと同時に、私が見たのは某週刊誌の報道だったので、公式発表が出るまでは信じない、信じないぞと心に誓っていた。

でも、公式発表は出てしまった。私が大好きな、あったかくて、優しい文章で。

 

 V6が好きです

V6は、私が生まれて初めて、自分の意思で推し始めたアイドルだった。

私はこの人たちが好きだ。応援したい。周りにV6を好きだという友達はいなかったけど、それでもよかった。

母と妹もV6のファンだったので、家にはどんどんアルバムやライブDVDが増えていって、ドライブのおともはV6になった。

2015年、20周年を記念して「学校へ行こう!」が復活して、次の日の教室は「学校へ行こう!」で持ちきりだった。それがすごく嬉しかった。

そのあと、熱を持ってV6を追いかけることはなくなってしまったのだけど、ずっと好きだし応援もしていた。出演番組はできる限りチェックしていたし、うれしい話題があれば私も嬉しかった。

 

V6がV6として、6人で幕を下ろそうとしていること。この6人でなければV6じゃないと言ってくれたこと。それがなにより嬉しかった。

アイドルは偶像だけど、人間だから。その人にはその人の人生がある。

オタクはその人生の、生き様のほんの一部を見ているに過ぎない。だからその人の人生に、意思決定に口を出すことはしちゃいけないと思っている。

それに、2021年11月1日まで、6人は時間をくれた。

今すぐ受け止めなくていい。7か月と少し?それまでにゆっくり、ゆっくり落とし込んでほしい。願わくば、その先の生き様を見守ってくれると嬉しいなと、そんな風に言ってくれた気がしてならない。

 

 私のわがまま

 

ここまでは、物わかりの良いフリをしている私が思うこと。

ここからは私の超個人的な感情なので、読み飛ばしてもらって大丈夫です。

 

本当は、すっごい、すっごいいやだ。

V6はV6のまま、永遠に続いてほしかった。メンバーみんながよぼよぼのおじいちゃんになって、サイドステップしか踏めなくなっても、6人でMUSIC FOR THE PEOPLEを踊っていてほしかった。

だって、ここからいなくならないでって歌ったじゃん。

剛くんにはずっと、V6のセンターで、歌って踊っていてほしい。圧倒的なパフォーマンス力とオーラで、みんなを圧倒してほしい。

V6が音楽特番で歌って踊ると、ジャニーズを好きな人もそうじゃない人も、V6を好きな人も他のグループを好きな人も、みんなが「V6かっこよかった」って言ってくれるんだよ。「奇跡のおじさんだね」って言ってくれるんだよ。

そんな6人が誇らしくて、大好きでたまらないんだよ。

「勤続25年」そんなコピーがついたとき、心の底からかっこいいと思ったよ。

できることなら、事務所まで行って、駄々こねて、止められるものなら止めたい。V6がV6のまま、6人がやりたいことできるようにしたい。

 

でも、そんなことできないんだよ。他の誰でもない、私が大好きでたまらない、6人が決めたことだから。

 

 アイドルは永遠ではないということ

今までたくさんのアイドルが生きてきて、アイドル人生に幕を下ろしてきた。それを見る機会も増えてきた。

アイドルは永遠ではない。いつまでも、あると思うな親と推し。推しは推せるときに推せ。

全部、全部わかってたつもりだった。今推さなければ、明日は我が身なのかもしれないと。

なのに、それがいざ自分の推しに降りかかるとは思ってもみなかった。ずっと続くと思ってた。6人は6人のままでいてくれると思ってた。

25年、四半世紀、私の人生より長く、6人はアイドルとして生きてきた。

決して順風満帆で、穏やかな25年ではなかったと思う。外野の私がとやかく言うことではないけれど、6人が悩んで、苦しんで、それでも6人でいたいと、25年間その生き様を見せてくれていたのだと思う。

人生にはいろんな道がある。アイドルじゃない人生を歩んでみたいと、本人たちが願ったのなら、私は全力で、それを応援できるようになりたい。

まだ少し、時間はかかるかもしれないけど。

 

 あなたたちみたいな大人になりたい

ずっと、V6みたいな大人になりたいと思っていた。

学校へ行こう!や愛なんだで見せる、かっこよくて、あったかい大人の姿。学生たちのやりたいことを、決してバカにすることなく、ひたむきに、まっすぐに応援してくれる姿。学生の本気に、本気で返してくれる姿。時には人生の先輩として、優しく包んでくれる姿。

「もうおじさんだから」「おじさんなんですよ」なんて笑いつつ、決して自己研鑽をやめない姿。ベテランと呼ばれる年になっても謙虚で、いい意味で庶民的で、優しい姿。

V6でできること、をいつまでも追いかけ続ける姿。

この報を聞いて、ますます「V6みたいな大人になりたい」という気持ちが強くなった。本人たちのコメントは、ファンのことを痛いほど考えてくれていることがよくわかる。振り返って、いろいろあったね、ついてきてくれてありがとね。驚かせてごめんね、悲しい思いをさせてごめんね。でもこれは決して後ろ向きな決断じゃないからね。前向きに俺たちは生きていくからね。ココロの整理がついたら、君も前を向いてね。そばで語りかけてくれるような、あったかくて優しい文章なのだ。あの6人だからこそ、紡げる文章だと思う。

ありがとう。自分たちの言葉で伝えてくれて、ありがとう。

私はあなたたち6人みたいな大人になりたいです。かっこよくて、あったかくて、優しい人になりたいです。ずっと憧れです。私に人生の指針をくれて、ありがとう。

 

 最後に

V6には、WALKという歌がある。


【期間限定】V6 / live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!

笑い飛ばせるさ 何が起こっても僕ら

中合わせで 再会を願って歩んで行くよ

V6は、背中合わせが似合うグループだと思っている。お互いのことを見ていないわけじゃない。逆に見ているからこそ、背中を預けられる関係なのだろうなと思う。

6人が決めた道を、6人が歩んだ道を私は追いかけたい。笑顔で、追いかけたいのだ。

今はまだ、ちょっと泣いちゃうので。もう少しだけ時間をください。

あと、カミセンはTheme of Coming Centuryやってください。

全員40代のうちに、6人で「不惑」歌ってください。

学校へ行こう!レギュラー復活してください。

 

6人で、V6として、かけがえのない時間を過ごしてください。

 

26年間、アイドルを生きてくれて、ありがとう。お疲れさまでした。

私はV6を大好きなまま、6人を大好きなまま、この先も生きていきます。

6人も、幸せで生きていてください。

天国で、6人で雲の上で、MUSIC FOR THE PEOPLEを踊ってください。